県内寺院の紹介 / 鹿児島別院 本名出張所

鹿児島別院  本名出張所

本名出張所
所在地〒891-1304 鹿児島市本名町465-1
電話番号099-294-2609
FAX番号099-294-2709
内勤時間予約制となりますので、事前にお問い合わせください
納骨堂開閉時間7:00~18:00(お盆期間【8/13〜8/15】7時~21時)
駐車場あり
設備について
  • 多目的トイレ
  • バリアフリー
  • エレベーター
  • ベビールーム

本名出張所からのお知らせ

現在、本名出張所からのお知らせは御座いません。

本名出張所の年間行事

1月元旦会(1日)
七草(7日)
7月おいろぼし(20日)
2月春季総永代経法要8月盆おどり
盂蘭盆会(13日~15日)
3月春季彼岸会9月秋季彼岸会
4月降誕会10月
5月11月秋季総永代経法要
6月12月報恩講
除夜会(31日)

本名出張所の沿革

本名出張所の創始は、西煙草講に始まる。明治初年、念仏禁制が解かれ、天下晴れて講間活動は活発になった。しかし、禁制当時の動きも熱心に続けられ、特に天保8年に死亡した西山宗知大徳という人の果たした影響は大なるものがあるようである。この講間は、郡山町の油須木・岩戸・大平・久保山組と吉田町の前小路・後小路・丸山組の7組で組織され、毎月1泊2日の寄り合いがあり、会所を交代してもたれていた。この吉田町の3組が母体になり、本名出張所形成の基礎を成した。

近年、この講間に対して別院から年数回の法座がもたれていたが、地元の熱意と別院当局の英断により出張所開設の運びとなった。1947(昭和22)年3月、元輪番前原至剛師の命を受け初代主任として硴久唯信師が着任された。その時は末吉清定氏の家が出張所であった。

伝道の責任者を得ていよいよ本堂建設の気運高まり、建設委員会を結成、1947(昭和22)年7月本名校区の区民会に諮り、消防会館の建物を32,000円で購入し、総工費54,849円で同年9月20日内部改装して工事が完了した。待望の本堂ができ上がり、その時寄せられた建設懇志が55,549円で、その中、10,000円の多額の懇志を寄せた初代総代の西園仁之助氏の奇特な行為はひときわ光っている。翌21日、ご本尊を新本堂に御安置申し上げ、22日形通りの法要をつとめ、22名の建設委員に別院世話係の辞令が交付され、実質的な本名出張所として発足の喜びを見たのである。ちなみに慶讃法要は、翌年4月21日に門信徒こぞってつとめ、念仏の殿堂完成をたたえたのである。

以来、45年近い歳月、主任も三坂信暁・藤田春嶺・友松常道・中尾祥雄・宝福了義・米永春香・水智恒隆等々の各師を迎えて法灯は護り続けられ、現在もご門徒のあたたかい協力を受けて熱心に伝道活動を行っている。ことに水智恒隆主任は、仏婦活動・子ども会の育成、各集落における法座会の開設等の地域に密着した活動をされて門信徒の大きな信頼を得られたのであり、その活動は今日も受け継がれている。

ところで、この地も屈指の念仏禁制弾圧の歴史を有している。各地に禁制の遺跡が散在するが、その中特に宇都谷の念仏洞は奥深い山腹に洞窟内の灯が洩れないよう掘られた洞窟(三畳位の広さ)には、ご本尊を安置し供物を供えた場所やローソクを立てた跡がはっきり残されている。これらを見ると襟を正して合掌せずにはおれない。現在吉田町により文化財として指定されているが、私共も先人の殉難の輝やかしい遺産を顕彰する義務があるのではないだろうか。

こうした念仏の土壌に育まれた当地は、他宗派の動きはほとんどなく、神棚などをまつることも少なく真宗信仰が純粋に守られている。そのために各講間で今まで護持されてきたよき教線を本名出張所の宗教活動に統合し、念仏のみ教えを一層拡大、深化させたいものである。

現在の地(新大原)に移転して約18年経つため、2015(平成27)年に本堂内陣の修復や本堂外壁の塗替えを実施。
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