法要・イベント / 報恩講のご案内
報恩講のご案内
報恩講とは ―親鸞聖人のご恩をよろこぶ日―
報恩講は、宗祖親鸞聖人のご遺徳を偲び、そのご苦労を通じて、阿弥陀如来のご本願によるお救いをあらためて心に深く味わわせていただく法要です。
親鸞聖人の33回忌のご法要にあたり、本願寺第3代覚如上人がそのご遺徳を讃仰するため『報恩講私記』を著されたことに由来しています。以来、700年を超える歴史の中で、先人たちが親鸞聖人ご命日の法要を「報恩講」として脈々と受け継ぎ、今日まで大切にお勤めしてきました。
本願寺第8代蓮如上人がお示しのとおり、正しくお念仏のいわれを聞かせていただき、この身にいただくことが聖人のご恩に報いる道です。
京都の本山本願寺においては、親鸞聖人の祥月命日にお勤めすることから「御正忌報恩講」といい、毎年1月9日から16日までお勤めいたします。本山の報恩講に先立ち、鹿児島別院では、12月12日から16日までお勤めいたします。お念仏の道をお示しいただいた親鸞聖人のご遺徳を偲ばせていただき、お念仏に遇えた喜びをこの身に受け、共々にお念仏申しましょう。
日程のご案内

法話講師について

伝道集団 アサカラザル
宮武 大悟 氏(広島県広島市西念寺)
久留島 法暁 氏(広島県広島市圓正寺)
【プロフィール】
2014年安芸教区の青年僧侶で結成。斜め45度から世間を見つめる伝道集団として、2013年にバンド法話を目的に結成し、現在も安芸教区の僧侶男女8人で活動中。
バンド法話、漫才法話、朗読法話など活動内容は多岐にわたる。
2015年から行う漫才法話では、代表の宮武氏と久留島氏で活動しており、2019年には本願寺御正忌報恩講「特別講演」に出向。

本願寺派司教、行信教校 校長
天岸 淨圓 氏(大阪府大阪市西光寺)
【プロフィール】
昭和24年、大阪府に生まれる。
龍谷大学仏教学科を卒業。現在は大阪府東住吉区にある浄土真宗本願寺派の西光寺の住職を務めると同時に、行信教校の校長として勤めている。
西本願寺の仏教婦人会総連盟の講師を歴任し、布教使として全国で活躍している。
行事のご案内

親鸞聖人のご生涯を絵であらわした掛け軸「御絵伝」について、毎日各法要開始前に映像を使用して解説いたします。
詳しくはこちら

特別企画 公開講演会
トークライブ 親鸞聖人の素顔に迫る
時間:13時開場 13時30分開演
出演:天岸 淨圓 氏 他 若手僧侶数名
トーク形式で、お坊さんが親鸞聖人について熱く語る!?
初の試み!お聞き逃しのないように!
参加費や事前申込は不要です。

ランチタイムコンサート
時間:12時 開演
出演:コールサンガ
曲目:「しんらんさま」「みんな花になれ」他
参加費は無料です。

報恩講バザー
お寺の教化団体(仏教婦人会など)による日用品・雑貨の販売。ぜんざいなどの軽食もご用意しております。
報恩講参拝のお土産や小休止に、ぜひお立ち寄りください。

期間中、各法要終了後(一部を除く)に、普段お上がりいただけない本堂内陣の近くまでお入りいただき、美しい内陣のお飾りやお供えについて職員が解説いたします。参加費や事前申込は不要です。
日程についてはこちらをご確認ください。

12月21日に開催される「子ども報恩講」に向けて、別院・出張所の子ども会やボーイスカウト・ガールスカウトの子どもたちによる絵や書道などの力作を報恩講期間中本堂内に展示しています。
御絵伝解説について

―親鸞聖人のご生涯を映像を使用して解説―
親鸞聖人のご生涯を絵であらわした掛け軸を「御絵伝」といい、鹿児島別院では報恩講でのみ本堂向かって左側の余間にお掛けします。計4幅ある「御絵伝」には、親鸞聖人が出家し得度された場面から、ご往生されるまでの約90年間における様々なエピソードが描かれています。
御絵伝と相応する文章「御伝鈔」と併せて見ますと、親鸞聖人のご生涯を深く、そしてありがたく味わうことができます。12日~15日までの各法要開始前に「御絵伝」を大きなスクリーンに映しながら、親鸞聖人のご生涯について別院職員が詳しく解説いたします。【約20分間】
報恩講落語会のご案内

落語『鏡の中の親鸞~歎異抄より~』
原作:『歎異抄』 /監修:釈徹宗
日付:12月13日(金)
時間:17時30分開場 18時開演(20時終了予定)
出演:桂 春蝶さん
場所:鹿児島別院・本堂
定員:200名
《あらすじ》
執筆活動だけでなく、生きることそのものに悩める文豪・太宰治が不思議な夢をみる。
夢に登場したのは念仏者・親鸞とその弟子、唯円。
「善人なほもつて往生をとぐ、いはんや悪人をや」
「さるべき業縁のよほさば、いかなるふるまひもすべし」
自力とは、他力とは、念仏とは?
苦悩する太宰に、親鸞が伝えた救いのことばとは…。
笑って泣いて親鸞聖人の世界に触れてみてください。
チラシPDFはこちら
事前申込制です。入場料無料でご参加いただけます。
記念品について

法要へ参拝された方への記念品として、仏教の言葉が書かれた「参拝証」をお渡しいたします。
今年の報恩講でしか手に入らない参拝証、ぜひお受け取りください。

15日夜の初夜法要へご参拝の方へ別院キャラクター「チーたん」の焼き印が入ったオリジナルの金生まんじゅうをお渡しします。
※15日初夜法要終了後に配布します。
お斎について

2日間限定販売(数量限定)
提供期間:12月14日(土)~12月15日(日)
冥 加 金:1個 1,000円
お 申 込:別院または出張所でお申し込みください。
受付期限:11月30日(土)まで
※原則、お電話でのご予約はできません。
※数量限定のため、上限に達した場合、受付を終了します。
※寺院から団体でご参拝希望の場合は、申込方法が異なります。
お問合せ:お斎に関するお問合せは別院・総務部まで