法話を聞く・読む / 今月の法話 バックナンバー(No.370)

今月の法話  バックナンバー(No.370)

平成31年2月 No.370
仏道 私を知らされる道

 先日、テレビをつけたら美容品の通信販売の番組が始まったところでした。街頭で女性の写真を見せて「この人おいくつだと思いますか?」と尋ねます。「55歳」とか「48歳」といった答えに対して「実はこの方は65歳なんですよ」と教えると「えー見えない。ウソでしょう」と驚いています。すると一緒に番組を見ていた妻が「歳を取っても魅力的な人って日頃から心がけていることがあるのよねぇ」と呟きました。妻は以前、化粧品メーカーに勤める美容部員でした。「美しい人はね、毎日欠かさずに続けている事があるの、簡単なことなんだけどね」と言うのです。

  若々しい人や魅力的な人には、ひとつの共通点があり、それは「一日に何度も何度も鏡を見る」ということでした。何度も鏡を見ている人と、そうでない人には普段の表情に違いがあり、こまめに鏡を見ている人は年を取っても若々しく綺麗に見えるそうです。

  不機嫌なときや怒っているときは、きっと眉間にシワができて哀れな表情になっているはずです。日頃の表情が影響して、後々の顔つきが変わってくるということです。歳を取っても魅力的に生きるためには、自分が今どのような表情をしているかを常に意識して確かめることが大事なことだそうです。
さて、私の顔は鏡で見ることができますが、心はどうでしょうか?お釈迦さまは「仏法は本当の自分の心を映し出す『法鏡』である」と説かれました。法鏡を携えて、そこに映し出される私の心の素顔。見つめてみませんか?

熊本県上益城郡山都町 教尊寺 大道 修

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