雅友会の歴史
鹿児島教区雅友会は明治30年、5月20日から22日まで、本願寺第22代鏡如上人、大谷光瑞ご門主さま御親修による「鹿児島別院再建遷仏式並びに慶讃大法要」の際、教区法中で組織された大八木諦観師、三木一生師他数名、伶人にて奏楽したのがはじまりである。
その後、昭和32年5月、鹿児島雅楽同好会が結成され、昭和35年8月に新たに「鹿児島教区雅友会」と命名され、会員13名をもって結成し会則を定める。初代会長には大八木宗英師が就任している。
明治・大正・昭和・平成、四つの時代の様々な法要に伶人として出勤、現在でも鹿児島別院の報恩講、永代経法要並びに教区寺院の慶讃法要などに奏楽出勤をしている。また学校やイベントでも雅楽を演奏し、伝統文化継承に力を注いでいる。
歴代会長は北畠俊卓師、佐藤一洋師、椋法久師、島見教信師、現在は藤直亮師で、会員は約60名で結成されている。